環境保全会とは

環境保全会は、地域住民が集まって、自分たちが住む地域を守り、安全で快適な暮らしを実現するために設立された組織です。

保全会の目的は農用地、水路、農道等の地域資源の保全を図ることです。

環境保全会は、地域住民の皆さんが協力して運営されるため、参加者が多いほど活動が充実し、より効果的な取り組みができるようになります。地域住民の皆さんがお互いに協力し、地域の安全・安心・快適な生活を実現するために、保全会に参加してみることをおすすめします。

満穂地区環境保全会の活動の範囲

活動範囲は、大里西・大里東・満穂西・満穂東地区の農業用水路や農業用施設を地域共同で管理しているエリアです。

多面的機能支払交付金とは?

多面的機能支払交付金とは、農林水産業において、環境保全や地域社会の活性化などの社会的な貢献を評価し、その対価として支払われる交付金のことです。

具体的には、農地の保全や水質保全、農林業による景観や文化財の保全など、農林水産業が持つ様々な環境保全や地域社会の機能を支援するために、国や地方自治体から支払われます。

多面的機能支払交付金は、農業者に直接支払われ、農業者が環境保全や地域社会の活性化に貢献しています。

多面的機能支払交付金は、農業者にとっては収入源となるとともに、環境保全や地域社会の活性化に貢献することで、社会的な評価を受けることができる制度であると言えます。

交付金の構成

多面的機能支払交付金は、農地維持支払交付金と資源向上支払交付金から構成されます。

農地維持支払交付金

以下の活動に対して支援を行います。

  1. 地域資源の基礎的な保全活動
    (水路の草刈り、泥上げ、農道の路面維持など)
  2. 地域資源の適切な保全管理のための推進活動
    (体制の拡充・強化、保全管理構想の作成など)

資源向上支払交付金

以下の活動に対して支援を行います。

)地域資源の質的向上を図る共同活動

  1. 施設の軽微な補修
    (水路、農道、ため池の軽微な補修など)
  2. 農村環境保全活動
    (植栽による景観形成・ビオトーブづくりなど)
  3. 多面的機能の増進を図る活動
    (老朽化が進む水路等の補修・更新など)

2)施設の長寿命化のための活動
(老朽化が進む水路等の補修・更新など)

3)組織の広域化・体制強化